japenese farm food
ナンシー八須 著
日本の農家に嫁いだアメリカ人・ナンシー八須さんの農家料理と暮らしを400ページに渡るカラー写真で紹介。私自身も北海道の郷土料理「イカの塩から」をレシピとして披露している。本書は、アメリカで高い評価を得、その後欧米で名誉ある賞をいくつも受賞。現在、英語版・フランス語版・ドイツ語版が出版されている。
(Andrews McMeel Publishing 2012)
「U.S. cooking magazine as one of the top cookbooks of 2012 」
「World Gourmand Award for Best Translation in 2013 」
「GOURMAND International 2014 Translation部門グランプリ受賞」
「2012 food & Wine’s Best of the Best Cookbooks,Vol.16」
「IACP of the julia Child Award(Best First Book)2012」
「New York Times」「Los Angeles Times」「London Times」
の書評で好評を得る。
The WAY OF THE CARPENTER
Tools And Japanese ARCHITECTURE
著者ウィリアム・コールドレイクさんが書かれた日本の木造建築と大工道具について書。先生は、日本の美術にもたいへん深い知識を持たれた方でした。撮影の多くは神戸の「竹中大工道具館」でおこなわれました。
(淡交社WEATHERHILL 1991年)
TANROKUBON
Rare Book of Seventeenth-Century Japan
とても貴重な丹緑本(たんろくぼん)の撮影は、複写がいかに難度の高い撮影であるかを痛感させられました。これ以降、書画、絵画など平面の文物は、複写という概念を捨てそれぞれの状態に合わせた綿密なライティングと撮影手順のプランを立て対応することになりました。
なお、本書は和綴じが採用され丹緑本の原本に近い装丁を最大の特徴としています。
(講談社インターナショナル1984刊)
KOREAN FURNITUER
Elegance and Tradition
本書で紹介されている多くの家具は、主にサンフランシスコで撮影。羽田空港から中華航空DC-8に乗り一人で現地入り。2週間かけベイエリアの倉庫で4×5インチの大型フィルムカメラで、これまた一人で撮影。最大の恐怖は、ベイエリアの巨漢港湾労働者と一緒にランチをとることでした。
(講談社インターナショナル1984刊)
SHIBORI
The Inventive Art of Japanese Shaped Resist Dyeing
撮影は、慶長13年(1608年)創業の有松絞りの老舗「竹田嘉兵衛商店」。絞りの歴史や技法を、竹田耕三様から直接お伺いできたことは、その後の手仕事に関する見方を一変させるほど感銘を受けました。
(講談社インターナショナル 1983刊)
THE GENIUS OF JAPANESE DESIGN
講談社インターナショナルで最初の仕事となった記念すべき一冊。古いものは南北朝時代の布もあり日本の文様の多様性と歴史に、多くのことを学ぶ。初版は1981年、現在でもAmazonで中古が購入可能。
(講談社インターナショナル 1981刊)
植物染料による絞り染め
寺村優子 豊 仁実 著
2003から2006年までの3年間は、ニコンとキヤノンの両方の機材を用い撮影。本書では、主にキヤノンのデジタルカメラとアオリレンズを多用。
文化出版局2004刊
my made 表装
赤岩保元 著
使われたカメラは、ニコンD1X。この時期、すでに撮影の9割をデジタルカメラで対応。AdobeーRGBで作成した画像が上手に印刷されてます。
文化出版局2002刊